頭痛にもいくつか種類がありますが、慢性的な頭痛が続く場合は、首・肩周り・背中のコリや血行不良が原因である場合も考えられます。筋肉の緊張から頭痛が発生するのを「緊張型頭痛」といいます。現代人に多い頭痛の約8割近くが、この緊張型頭痛だといわれています。
この「緊張型頭痛」の根本的な原因は、長時間の同じ姿勢、バランスの崩れた姿勢、何気ない普段の動作などの癖から発生することも考えられます。また、パソコン・携帯電話・ゲームなどの使用から、目を酷使することで発生する場合もあります。
そのようなことから、目・首・肩・背中などの筋肉疲労などから、緊張型頭痛になる場合が多くあります。緊張型の頭痛を感じた場合は、首・肩・背中のコリを解消したり、目を休めたり、血流をよくするために入浴などで全身をしっかり温めることが大事になります。つい頭痛になると薬に頼ってしまう場合が多いですが、普段から同じ姿勢を長時間とらない、体を温める、適度に運動する、目を酷使しないなどの、血流の改善をする工夫が必要です。
それでも頭痛が改善・解消されない時は、脳や内臓に関する病気なども考えられますので、その場合は、早めに医療機関で診察を受けるのがよいです。